田所でーす
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 実際のクラウディングアウト 実際にクラウディングアウトが起きた例として、1980年代初頭のアメリカが上げられる。 この当時のアメリカは、過剰な財政支出に起因するインフレーションに、高金利政策で対処していた。この高金利によって民間投資は壊滅的な打撃をこうむった。 このため、莫大な減税にもかかわらず、国民所得はまったく伸びず、失業者は1000万人を記録するなど戦後最も厳しい経済状況となった。 これは、金融緩和によってクラウディングアウトを回避していたアメリカが、金融引締めによって、事後的にクラウディングアウトを経験した例であり、財政支出を相殺する以上の民間投資減少が起きた。 インフレーション沈静化後は、すぐさま金融緩和が行われ、「アメリカは復活した」といわれるほど急激な景気拡張が1983年から起きた。しかし、それによる不均衡はインフレーションではなく経常赤字を生み出し、プラザ合意へとつながることになる。
むしろ、実質金利上昇をもたらすデフレがおきていることから、財政出動の規模が不足していたことが、民間投資へ悪影響をもたらしていた。 【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】
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